植民地残酷物語 : 白人優越意識を解き明かす

キーフレーズ

日本 イギリス アメリカ インド 植民地 ギリシャ 統治 ミャンマー トルコ 自分たち 国際社会 日本人 スペイン アジア 支配 植民地支配 この国 白人 朝鮮 台湾 中国 満州 欧米 インド人 オスマン帝国 意識 統治形態 ローマ アテネ 大東亜戦争 世界 帝国 住民 植民地主義 ヨーロッパ 奴隷 漢民族 優越 搾取 キプロス ガンジー アフリカ 日本軍 独立 ビルマ族 民主主義 植民地統治 植民地支配 植民地主義 ②日本統治時代 植民統治下 植民国家 ば植民地時代 ③日本 征服地 統治形態 ④日本 搾取型ー植民地経営 ②統治初期 植民地化推進 分割統治 白人優越意識 ②国 こと イギリス統治下 ⑦日本 同化型 ③帝国 ②民族共存 ③国際社会 日本近代史 ー共存 イギリス支配 差別意識 ④帝国 ⑧日本軍 台人優越意識 ②バガン王国 社会政策 帝国主義 ②漢民族 ②文化進化論 国家体制 満州国 独立へ 国際問題 オスマン帝国時代 混淆型 同化政策 的発想 ②イギリス領インド帝国 ②古代ギリシャ 文化論 つい ①帝国 ③アイデンティティー

目次

植民地残酷物語 白人優越意識を解き明かす はじめに 《第一章》共存・同化型の統冶 ・ローマ帝国 い民族共存の国家体制 ②運命共同体のための施策 ③帝国の衰亡 2 ・オスマン帝国 ①帝国の興隆 ②民族共存の国家体制 ③アイデンティティー ④帝国の衰亡 3 ・ミャンマーの古代王国 いピュー王国 〈首都スリケストラと王国の国家体制〉 C 0 N T E N T S

《第ニ章》支配・搾取型の統冶 ・植民地支配の目的 い当初の大義名分はますキリスト教の布教だった ②文化進化論 2 ・植民地支配の実態ー差別の徹底 ①アメリカ大陸 〈殺戮と奴隷化〉 〈疫病の流行〉 〈敬虔な仏教徒〉 〈王国の産業と人々の暮らし〉 〈平和志向の国民性〉 〈王国の衰亡〉 ②バガン王国 〈ミャンマー初の中央集権国家〉 〈確固と根付いた上座部仏教〉 〈多民族の融和〉 〈王国の文化と人々の生活〉 〈王国の衰亡〉 101

〈地獄絵さながらの奴隷船〉 〈独立へのプロセス〉 ②イギリス領インド帝国 〈植民地化推進の経緯〉 〈セポイの反乱の鎮圧により植民地化は完結〉 〈自治への願望〉 〈ガンジーの登場と独立への道筋〉 〈イギリス統治下における民衆の惨状〉 ミャンマー 〈分割統治で押さえこまれたビルマ族〉 〈徹底した搾取〉 〈凶弾に倒れたアウン・サン将軍〉 ④中国への進出 ⑤キプロス島の惨劇 〈オスマン帝国時代〉 〈イギリス支配の時代〉 〈複合民族国家としての独立〉 〈トルコ軍やむなく北部に進駐〉 〈ギリシャ系は再度合意を反故に〉 〈北キプロス・トルコ共和国の誕生〉 〈ギリシャ系だけの現体制に正統性はあるのか〉

8 《第三章》台人優越意識 ・白人優越意識の由来 2 ・優越意識を裏書きする具体的事例 ①リンカーン大統領の差別意識 ②日本人移民の排除 ③ケニアの独立 ④トロカデロ広場での出来事 3 ・日本近代史に見る白人優越意識 い各国公使の驕慢無礼 ②ノルマントン号沈没事件 ③コレラの蔓延 ④ニコライニ世の発想 ⑤葬り去られた人種差別撤廃提案 ⑥大東亜戦争の真の原因も白人優越意識 ⑦チャーチル首相の関心 〈そもそもの元凶はイギリスの統治〉 193 187

《第四章》他国に類例を見ない日本の統治形態 ・日本の国体ー徳をもって治める 2 ・平和志向の国柄 1 舌し合いによって国が統合された ⑦日本は征服欲で海外に侵攻したことはない ③秀吉の朝鮮出兵 ④日本は民間人を攻撃の対象にしない ⑤近代史における軍部主導の動きー平和志向の合理主義は沈黙させられたー 3 ・日本のアイデンティティー い日本の立ち位置 ②日本の中身 ⑧日本軍が目撃したインド兵の地獄絵 ⑨原爆投下をめぐるアメリカの身勝手な言い分 g 連合国側の戦争犯罪 ⑩ビルマのイギリス軍捕虜収容所での一幕 契約案にも色濃く残る白人優越意識 251 241

《第五章》海外ての日本の統治 ・台湾の統治 1 日本による台湾の領有 ②統治初期の政策 〈六氏先生の遭難〉 〈拓殖大学の創設〉 ③内地延長主義の時代 〈台湾に造られた東洋一のダム〉 ④皇民化連動の時代 1 日清戦争から韓国併合まで ②日本統治時代の朝鮮 〈戸籍制度導入による身分解放〉 〈政治制度の改革〉 〈土地政策と農業政策〉 〈インフラ整備と経済発展〉 〈教育・文化・社会政策〉 〈従軍慰安婦の問題〉 ③日本の統治と西洋列強による植民地経営との違い 2 ・朝鮮の統治

1 日清・日露戦争以降の状況 ②張作霖爆殺事件 ③満州事変と満州国の建国 ④日本の満州経営と欧米の植民地統治との相違 8 《第六章》植民地主義的発想の再浮上 ・文化論の変化と冷戦後における「文化進化論」的発想の再浮上 2 ・一国の国造りに対する国際社会の関与のあり方 1 国家体制の根幹にかかわる国造りは当事国自身に委ねる 〈欧米によるミャンマー ・バッシングの誤謬〉 ②古代ギリシャでも他国への有難迷惑な干渉は起きていた ③国際社会による関与でのニつの例外 〈人道的関与〉 〈先制行動論〉 〈問題は認定する主体〉 3 ・満州の経営 338

3 ・中国の帝国主義的膨張政策 い大漢民族主義 ②漢民族の移植と同化政策による文化的ジェノサイド ③経済的略奪 ④大量虐殺を厭わぬ手法 0 《第七章》日本の役割 ・国際社会は主権国家の上に立っ公権力の存在しない無政府状態 い核拡散防止条約をめぐる軍事大国の身勝手な論理 ②国を措いて頼れる枠組みは存在しない 2 ・超国家的公権力確立の必要性 3 ・独立自尊の国家たるべし あとがき 396 392 371 391 380

奥付

植民地残酷物語 白人優越意識を解き明かす 2015 年 7 月 31 日〔初版第 1 刷発行〕 著者 発行人 発行所 印刷所 装丁 山口洋一 佐々木紀行 株式会社カナリアコミュニケーションズ 〒 141-0031 東京都品川区西五反田 6 -2 -7 ウ工ストサイド五反田ビル 3F Te に 03-5436-9701 Fax. 03-3491-9699 http://www.canaria-book.com 石川特殊特急製本株式会社 福田啓子 OYoichi Yamaguchi 2015. Printed in Japan 旧 BN978-4-7782-0310-8 C0020 定価はカバーに表示してあります。乱丁・落丁本がございましたらお取り替えいたします。 カナリアコミュニケーションズ宛にお送りください。 本書の内容の一部あるいは全部を無断で複製複写 ( コピー ) することは、著作権法上 の例外を除き禁じられています。